2022 試合ブログ1: LETAS Terre Blanche Ladies Open
ヨーロッパ・ツアーの下部、LET アクセスツアーの2022年シーズンが遂に始まりました!
最初の会場はフランスのニースの飛行場から車で1時間のところにあるTerre Blanche Golf Resort。去年もこの試合に出たのですが、11月にあったので同じコースでも違う季節で回れたので楽しかったです。
今回は3月18日、朝の9時にマドリードを出発するイベリア便に乗ってニース飛行場へ飛びました。マドリードはヨーロッパの各地に直行便が飛んでいるので、この仕事をするにあたってとても便利です。
今回のルームメイトはスペイン人でまだアマチュアのクララ・モヤノでした。アマチュアですが、去年のスペインのプロツアーで2勝し、ランキングで優勝したくらいの実力者です。出発する前日に私の家に泊まりに来て、当日の朝は私の父が飛行場まで連れて行ってくれました。
マドリードから2時間で飛行場に着き、レンタカーをピック。ヨーロッパ格安レンタカー屋さんのGOLDCARでFIATのミニカーを予約しました。この車はとても便利で、2ドアで小さいのにゴルフバッグとトラベルカバー2つ、機内用のキャリーバッグ2つ、それとリュックが2つちゃんと入っちゃうんです!
飛行場からゴルフ場まで高速を使って1時間弱。クララと持参したお昼を食べ終わったら9ホール練習ラウンドをまわり、終わったら今週泊まるAir B&Bへ出発しました。一足先に3人目のルームメイト(ドイツ人のアナスタシア・ミッケン)がチェックインをすましていてくれていたので助かりました。3人で割って、宿代は一人114€です。5泊6日の旅にしては安い方ではないでしょうか?
去年は練習場の正面にあるアパートホテルに泊まりましたが、今回はゴルフ場から10分のところにある村のお家でした。道が本当に狭かったので車はミニで良かったです。3階建てのかわいいお家でした。中はリノベーションがしてあり、全てが新しかったです(特にキッチンがきれいなのは感激しました)。2階にクイーン・ベッド一つ、3階にクイーンとシングル・ベッドが一つあり、くじ引きでベッドを分けました。ちなみに私はシングル・ベッドでした!(くじ運わるかったです笑)トイレは2階と3階についていましたが、シャワールームは2階にしかなかったので交代制です。
先週の試合で少し疲れていたのもあり火曜、水曜と9ホールずつまわり試合は木曜日からでした。初日は霧のせいで1時間半の遅れが出て、午後出だった私たちはだいぶ影響を受けました(LETASは事前に関係者にお願いすると車をシェアしている人は近めのティータイムにしてくれます。) 実際、私のティータイムは午後1時半から午後3時になり、アナスタシアは最後から2番目の午後3:36。日の入りは8時。試合なのでペースも遅く私は16番ホールが終わった地点でその日は競技中断。この時点ですでに午後7時45分で、翌日は8:30からまわりきらなかった第一ラウンドを再開することになりました。
帰ってシャワーを浴び、夕飯を作ってその日は翌日の準備が終わり次第みんな倒れるように寝ました。翌日は朝の5時半に起き、7時にはまたゴルフ場でワームアップ。残りの2ホールを回り終えると1時間半の休憩後、再度1番ホールへ向かいました。正直、2日目は風も強く、精神的にも肉体的にも応えました。2日目のあとカットがあり、(プロのトップ45人+アマチュア)二日目大たたきしたのもあり、ギリギリでしたが予選通過できてよかったです。
そしてものすごい勢いで最終日を迎えました。同日の夕方7時にはマドリード行の便に乗らないといけないので、朝はバタバタ。10番ホールスタートの10:21で、無事遅れもでずに第三ラウンドを開始。午後3時には終わり、スコアリングのテントをでました。
一足先にラウンドが終わった私はロッカールームでシャワーを浴びて単独3位だったクララの18番ホールを見に向かい、彼女も終わると時間は15:30。飛行場は一時間離れているので日本人なら急いで飛行場に向かう時間ですが、スペインの生活に慣れている私たちはお昼を食べに(無料ランチを主催者様が提供してくれました)2階に上がり、同じ便に乗るはずの他のスペイン人と合流。午後4時になるとさすがに急がないといけないことにみんな気付いて小走りでゴルフバッグを担ぎながら車に向かいました。
午後7時の便に乗るためにチェックインした時間は午後5時40分。無事ゴルフバッグを預け、満席の小型ジェットに乗りマドリードへ戻りました。
今回の試合は初日の遅れのせいでものすごい勢いで時間が過ぎました!練習ラウンドの3日間はだいぶゆっくりだったのに(笑)でも、本当に楽しい一週間でとてもいい友達に恵まれ、ゴルフ面でも学ぶことが多く、充実した一週間でした!
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